let's go ワイルドパラダイス
「俺が一緒にいてやる…だから…んな顔すんなよ…な?」
「うん…ありがとレオくん」
不思議…レオくんといると安心する。
「おーい、俺の存在ムシしないでくれるー?」
ニヤニヤしながら私達を見下ろすレンジくん。
「あ、まだいたのお前?」
「ひっでぇヤツ、兄弟みてーに育ったのにそんな扱い方ねーだろ!」
「てめぇと兄弟みてーとかウザイわ」
「いやん!レオくんてば鬼畜っ」
「うざっ」
2人のやりとりを見ながら声をかけた。
「あのぉ…兄弟みたいって?」
「あー俺達幼なじみってやつ?ちっせぇ頃からなにすんのも一緒でさぁ…」
懐かしいなぁと優しく笑ったレンジくん。
「キモイんだよっ」
レオくんは、ゲシッとレンジくんの足をけっとばした。