let's go ワイルドパラダイス
「モモちゃん…やっべー可愛すぎ」
「俺のだ!見んなっ」
「ぎゃふっ」
レオはモモを隠すように、すっぽりとその腕に包み込む。
「レオくんっ…苦しいですぅー」
バシバシと腕を叩くわたし。
「可愛すぎるモモが悪い!!」
「ほぇっ?!わたしのせいですかっ!」
驚くわたし。
「モモちゃんって天然?…レオには悪いけど、俺も頑張っちゃおーかなー?」
クスッと悪戯に微笑んで、わたしに目線をあわすと…
「じゃ、またねモモちゃん」
――ちゅっ
ほっぺにキスをした。
「レンジくんっ!……//…」
「レンジ!!」
レンジくんを睨みつけ、わたしのほっぺをゴシゴシと擦るレオくん。