Red String〜赤い糸〜
あたしが、女の先輩たちに
呼び出され囲まれた時があった。


その時、助けてくれたのが




―光星だった―




あの日は、初めてのことで
すごく怖くて光星の前で大泣き
しちゃった。



そんなあたしのそばに、ずっと
一緒にいてくれて、あたしが
泣き止むまで優しく抱きしめて
くれた人。




この時は、光星が怖いとか
そんなこと全く思わなかった。




それ以来、誰も見ていない所で
話したり、2人でいる時間が
少しずつ増えていった。
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