Red String〜赤い糸〜
そして、光星は話し始めた。
『あの前の日、俺…谷口に
呼ばれて職員室にいたんだ』
谷口…光星が殴った担任
『うん。』
あたしは話を黙って聞いた。
事件の3日前、あたしたちは
進路希望のアンケートを書か
されていた。
高校を出たら、一緒に暮らそう
と言っていたあたしたちは
もちろん就職組み。
あたしもそれでいいと思った。
若さでどうにでもなる
と思っていた。
だけど、それを知った谷口が
光星を呼び出した。
2年間、進学希望だったあたし
が直前になって進路を
変えたこと。
それが
全ての原因だったなんて…
『あの前の日、俺…谷口に
呼ばれて職員室にいたんだ』
谷口…光星が殴った担任
『うん。』
あたしは話を黙って聞いた。
事件の3日前、あたしたちは
進路希望のアンケートを書か
されていた。
高校を出たら、一緒に暮らそう
と言っていたあたしたちは
もちろん就職組み。
あたしもそれでいいと思った。
若さでどうにでもなる
と思っていた。
だけど、それを知った谷口が
光星を呼び出した。
2年間、進学希望だったあたし
が直前になって進路を
変えたこと。
それが
全ての原因だったなんて…