Red String〜赤い糸〜
いつもと変わらない1日。


あたしは光星が待つ部屋に
帰った。



真っ暗な部屋


―光星まだ帰ってないのか…―


いつもなら、光星がいるはずの
時間。少し不安になった。



数時間後、光星は帰ってきた。



『お帰り!今日は遅かった
んだね』



……………



『光星?何かあった?』

心配するあたしに
ハッと気づいた



あなたはどんな
気持ちだったの?


何を考えてたの?



『あっ、悪いな。今日から
現場忙しくてな』


やっぱり何か変だよ…



胸騒ぎがする。




その夜は、会話も少なく不安
な気持ちのまま眠りについた。
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