Red String〜赤い糸〜
あたしは、光星の胸に飛び
込んでいた。
気持ちよりも体が先にそう
していた。


震える体…


バレないようにと思っていた


やっぱりここは居心地がいい。



『陸?お前泣いて…』


バレてた。



『こ…わい。本当は不安で
不安でしょうがない…』



あたしが
この小さな命に責任もてるか…

今まで考えないようにしてた
不安。




『陸?どうしたんだよ?』



光星は喜んでくれる?
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