Red String〜赤い糸〜
ようやく状況が読み込めた。


―あぁ!合コンですか…
なるほど〜
またヤラレた。
もう!こんなことならもっと
オシャレしてくれば良かった―



ヘコみながら席についた。



ここは恒例の自己紹介だよね。

合コンの流れは、今まで何度と
なく桜子たちにハメられてきた
から、だいぶ慣れた。



『みんな何飲む?』



こんな時でも
あたしはウーロン茶。


悲しくなるよ…


まぁ、いつ呼び出されるかね。
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