Red String〜赤い糸〜
光星の右手をあたしのお腹に
あてた



『ここあったかい?』




『えっ!?』




『ここにね、赤ちゃんいる
んだぁ…今5ヶ月』


信じてくれるだろうか…


一瞬、さっきの出来事が重なる



『5ヶ月?じゃ、俺の子?』



『うん…光星と別れる前の日に
わかってた。』





光星にとっては、あたしで
二回目の妊娠を知らされるん
だよね…



困ってるよね…
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