【短】泳いでね、スー ②〜まだ終わらぬ震災の中で〜
夏を前にして新たな問題が発生する。
現地の高橋から、洗浄が必要な写真は増え、しかもカビなどの発生が懸念され、洗浄が急ぎと連絡が入った。
「高橋さんの言うことはわかるが…。」
頼ってくれた事を嬉しく思う福留だった。
しかし、一軒家では処理する量に限界がある…。
そんなある日、ボランティアの参加者、藤谷から、
「上司が、お手伝いできるかもと…。」
と、申し出があった。
藤谷曰く、広い場所を提供できるというのだ…。