彼はいつだって、冷たい…
学校につき、教室の前につくとたくさんの話し声がきこえた。
ぼっ−とたっていると、
後ろから低いイライラした声が聞こえた。
「…どいて…」
『うわぁ!』
急に聞こえた声にびっくりした私。
ついつい大きな声をだしてしまった。
みるとかっこいい男の子だった。
実はまだクラスで自己紹介してないから名前しらないんだよね。
私の声にびっくりした男の子。目を見開いてた。
また怒られる!
誤らなきゃ…
『…す、すみ、ま、せ…』
声がふるえる。
「…そんなに、怯えなくでもいいと思うけど?別にお前の事怒ってるわけじゃないし。」
と、無愛想に答えた。
『…………。』
男の子と話すのなんか、保育園のときいらいだよ。