彼はいつだって、冷たい…
「そうだよ!ほんと小学生の時はあたしより小さかったのに…。いつのまにかあんなに大きくなって…。」



と、愛おしそうに見ていた。


もしかして、しょうま君の事好きなのかな?



ズキッ…


なに?この気持ち。


わかんないよ…。



『しょうま君の事、好きなの?』


ついつい聞いてしまった。

恥ずかしい…。


ゆずは笑った。


「当たり前じゃん!」


胸が痛いよ…。


『そ、なんだ…。』



「あっ、先生きたよ!」



とゆずは前をむいた。
< 18 / 26 >

この作品をシェア

pagetop