彼はいつだって、冷たい…

でも、綺麗すぎて目をそらす事ができなかった。



男の子は私が見ているのにきづいて、まわりの女の子達と同じように冷たい目をむけてきた。


私なんかに見られると嫌、だよね。


私は目をそらした。



「…ゆうり?行くわよ。」


お母さんに呼ばれ、ハッとなる。


『うん…』


お母さんの後に続いて体育館に向かった。
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