バイオレンス・ダーリン!?

「……あの……?」


 流石にここまで無反応、というのも居心地が悪い。うかがうように首を傾げたら、ジャージ美人はフンと鼻を鳴らして走っていってしまった。


 ぽつねんと取り残された花那。そして絶滅危惧種なのに手酷い扱いを受けた不良A・B。



 だが だがこの瞬間、確実に花那の両目はハートマークになっていたのである。





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