キミがいればいい
「いや、今日から」

「今日から?何で?」

「いや…自転車もいいかなぁって」

「…そっか!」

「よし、行こう」

春隆が琴見に言った。琴見は頷き、春隆についていった。

「ねぇ、櫻木は部活何するつもりなの?」

「う〜ん…。一応書道部に入ろうって思ってるけど。」

「まじ?もしよかったら、
サッカー部のマネジャーになってみない?」

「マネジャー?」

「あっ、嫌なら別に
…無理にはさそわないけどさ…」
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