姉貴には勝てない
「こら!下僕!早くかかってきなよ」
「…っまだ下僕じゃない!
それに僕には
"すばる"って名前があるもん!
姉ちゃんに『下僕』なんて言わせない!」
そして僕は
少し姉ちゃんと距離をとる。
姉ちゃんは足が遅い…。
…いや、
普通の奴らよりは速いけど…
僕の方がもっと速い。
いざとなれば、この足で
逃げきれる。
「ここまでおいで!
僕に
追いついてみせてよ!」
「あっ
こら!」
「捕まえられるの?
この僕を」
「ちょっと!
…って
!?
あっ!
横!!」
「何?
僕を騙そうとしても
ムダだよ」
「違う!
昴!!
危ない!!」
「え?!」
ナニ?
姉ちゃん…
もう一回………
言っ……
……て…
「…っまだ下僕じゃない!
それに僕には
"すばる"って名前があるもん!
姉ちゃんに『下僕』なんて言わせない!」
そして僕は
少し姉ちゃんと距離をとる。
姉ちゃんは足が遅い…。
…いや、
普通の奴らよりは速いけど…
僕の方がもっと速い。
いざとなれば、この足で
逃げきれる。
「ここまでおいで!
僕に
追いついてみせてよ!」
「あっ
こら!」
「捕まえられるの?
この僕を」
「ちょっと!
…って
!?
あっ!
横!!」
「何?
僕を騙そうとしても
ムダだよ」
「違う!
昴!!
危ない!!」
「え?!」
ナニ?
姉ちゃん…
もう一回………
言っ……
……て…