神様がくれた夏



あたしはおかしい。


おかしい。




「とりあえず報告行くか」



「…うん」




終わりが目前に迫る。


それは綺麗になったプールが物語っている。




あたし達は揃って職員室へと向かい、先生にプール掃除が終了したことを報告した。


夏目涼に付き合ったあたしは随分と先生から褒められた。



しかしそんなことはどうでもいいのだ。


そんなことは…。



< 222 / 468 >

この作品をシェア

pagetop