神様がくれた夏
Chapter 5

現状況と真実




背後から聞こえてきた、その声に反応したあたしは振り返った。


するとそこには見たことのないポニーテールの女の子が立っていた。




「な…、何でしょうか…?」



いつの間に背後にいたんだろう。


突然すぎてビックリ驚いてしまった。



きっと今さっきの凄い悩んでいたのを思いっきり見られていたんだろうなぁ、と考えると恥ずかしくてたまらない。



けれどその事に関しては一切触れてこなかった。


聞いてきた内容は、




「ずっとプール掃除を夏目くんとしていた子ですよね?」




考えもしなかったことだった。



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