君に誓います。
――ピンポーンーー











来たっ!!!












『はあーい!』









鏡の前で最終チェックして急いで階段を下りる。










『いってくるねー!』




台所にいるお母さんに向かって叫ぶと、







「ちょっと!忘れ物ー!」














そう言いながら、お弁当を持って来た。








「まったくあんたはもーっ。いっつも待たせてもらってるじゃないの!」












お母さんはちょっと飽きれ顔で言ってくる。












『も~分かってるってば!!いってきます♪』













お弁当をかばんにつめながら玄関を出る。
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