女神の娘
綺麗なブロンドのふわふわした髪に、細められた、綺麗なブルーの瞳。
両手を広げ、きゃっきゃっと笑う赤子に、我は、
疑問に思う。
なぜ、このような赤子が降ってくる?
誰かが捨てたのか?
ならばなんと非常な事よ…
『あぶぅあぶぅっ』
【……】
この赤子の名は、なんと申すのだろうか……
(龍よアリアを守って)
な、に?
この声は、遠い昔、天で聞いた……バッと上を見上げれば、
ひらりと、
上等な羽衣が風にあおられ、落ちてくる。
女神の羽衣?
なぜ?
アリア...
赤子の名か………?
沢山の疑問があるが、とりあえず、我は、
アリアを巣へと持ち帰った。