【短編】カフェ・モカ
「それモカですね。シュンくんもそれ大好きなんですよ。ホイップたくさんのせるの。」
ね、とキミの方を向いて首を傾けるエリちゃん。
ゆるゆるに巻かれたウェーブの髪がふわっと揺れる。
エリちゃんは話を続ける。
「カフェモカを一つ。上にはホイップを。たっぷりね。でしょ。」
それは、あたしのセリフ。
エリちゃんが座ってるのは、いつものあたしの席。
キミの隣は・・・
そこは・・・
あたしの居場所なのに。
頭がクラクラする。すごくクラクラする。
どうしてあたしはここにいるの?
もう限界だった。
ね、とキミの方を向いて首を傾けるエリちゃん。
ゆるゆるに巻かれたウェーブの髪がふわっと揺れる。
エリちゃんは話を続ける。
「カフェモカを一つ。上にはホイップを。たっぷりね。でしょ。」
それは、あたしのセリフ。
エリちゃんが座ってるのは、いつものあたしの席。
キミの隣は・・・
そこは・・・
あたしの居場所なのに。
頭がクラクラする。すごくクラクラする。
どうしてあたしはここにいるの?
もう限界だった。