【短編】カフェ・モカ
「トモ!聞いてるの?俺に初めて彼女ができたんだよ?」
「うん。」
聞きたくないよ。
「すごく優しい子なんだよ。」
「うん。」
お願いだから・・・。
「年は俺らと一緒。んと、身長はトモより高いかな。」
「うん。」
あたしとその人を比べないで。
「彼女はできたけどさ。」
「うん。」
その先は・・・死んでも
「お前は大事な友達だからな。」
聞きたくない言葉だよ。
「うん・・・。」
「俺、お前のこと好きだからさ。」
「うん。」
どうして、そういうこと言うのかな。
どれだけそれが罪作りなことか、キミはわかっていない。
「もちろん友達としてさ。」
わかっていないからこそ、キミは最強に罪作りなんだよ。
「うん。」
「うん。」
聞きたくないよ。
「すごく優しい子なんだよ。」
「うん。」
お願いだから・・・。
「年は俺らと一緒。んと、身長はトモより高いかな。」
「うん。」
あたしとその人を比べないで。
「彼女はできたけどさ。」
「うん。」
その先は・・・死んでも
「お前は大事な友達だからな。」
聞きたくない言葉だよ。
「うん・・・。」
「俺、お前のこと好きだからさ。」
「うん。」
どうして、そういうこと言うのかな。
どれだけそれが罪作りなことか、キミはわかっていない。
「もちろん友達としてさ。」
わかっていないからこそ、キミは最強に罪作りなんだよ。
「うん。」