いつまでもどこまでも…
別れ





「んっ、、、あっ!リクゥ」



今日も陸部屋から聞こえてくる


女の悩ましげな声。


私はすぐさま自分の部屋に入り


布団にくるまりながらアイポッドで音楽を



大音量で流しあの声を聞こえなくした



しばらくして、夕飯を食べて無いことに気がつき


リビングに出た。


さっきのあの声はもう聞こえなくなっていて


もう終わったんだなと安心した。


それから冷蔵庫をみながら何を作るか考えていると…




「友香?」


ビクッ


いきなり陸が話しかけてきた


さっきまで知らない女とあんな事をしていたのだと考えると、


自然に顔が曇っていく。。


「あっ陸、、うんさっき帰ってきた」


「へぇぇ…あのさ、俺さっきミナちゃんとシてた」


そんなことしってるし…


なんでわざわざ伝えるのよ…


逆に悲しくなるじゃない…


「でさぁ朝方はさぁ部屋から出ないでくれない?

たぶんミナチャン朝方起きて帰ると思うから」
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