いつまでもどこまでも…

side 陸



side 陸


みなって子を家に送って俺はすぐさま家に帰ろうとした。



なんとなく、今日は友香に癒されたい気分だった。



友香のあのなんともいえない可愛い顔を思い出すと自然と歩くスピードが上がった。



すると、前方から俺に手を振って走ってくるやつがいる。



誰だ?



だんだん距離が近くなると顔がはっきりしてきた。


あれはずいぶん前にヤったやつで…名前は…みお?


「やーんりくぅー何でこの頃遊んでくれないのよぅ」


「ん?俺今禁欲中」


嘘だけど。


まぁこいつと会わない理由は簡単に言うと


友香のこと悪く言うからだな。


聞いてるとイライラしてくっから会わないようにしてきたのに




最悪。



さっきの幸せな気分こいつのせいでぶち壊し



あぁー早く友香俺の事癒してー


と馬鹿なことを考えていると



遠くに友香みたいなやつがキャリーバックを持って歩いていた。



それを見た瞬間何故か胸騒ぎがした。


今の時刻7時30分
< 14 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop