いつまでもどこまでも…
「おじゃまします」
「そこのイスに座って」
リビングにあるソファーに健を座らせ、俺は話し始めた
「俺は友香に最低な事をしてきた…
それから時間をかけて浮気した事、別れた事、俺の今の気持ち
全部話した。
「お前、バカだろ。でも、お前後悔してるから
別にこれ以上攻めたりしない。でもそんだけ後悔してんならもう一回話し合えよ」
「どこにいるかわからない。電話も出ない。メールはエラーになる」
「今回はおれが何とかしてやる。貸し1な。」
そういうとポケットからケータイをだし、どこかにかけ始めた。
「もしもし、胡桃?俺。友香ちゃん知ってる?
あっまじ?おぅ…丘島公園にって。うんりょーかい」
しばらくして健は耳からケータイを離し、
「丘島公園。あとはおまえ自身の問題」
俺は玄関を飛び出した。