いつまでもどこまでも…
その音全部が、恐怖へと変わり
母親を助けたいというおもいから
ここから逃げたいという思いに変わっていく。
逃げたい。逃げたい!
そんな願いから私はベッドに逃げ込み
布団をかぶり
あの音が聞こえなくなるように
早く早く夢の中へ逃げてしまおうと、、
そう思った。
でもそんな願いは叶わなくて
布団をかぶっていても聞こえてくるあの音に
罪悪感
絶望感
恐怖
色々な感情がうずまいて
どうしてさっき動かなかった体が
どうして逃げようとしたら動いたのか、、
なんて自分は小心者なんだ。。。
なんて自分は無力なんだ
もしわたしが男だったら父親を止められる事ができたのだろうか
空手とか柔道を習っていれば母親を助ける事ができたのだろうか
そんな事を考えて、事故険悪に陥る