窓際のブラウニー



最後の1ページを読むまで


気付かなかった。





この犬達が


どういう犬なのか。





幸せそうに見えていた犬の瞳が

悲しみに満ちているように見えた。



もう一度最初の1ページに戻る。






涙が溢れて

声が出てしまうほど、泣いてしまった。






全ての犬の首輪には番号が付けられていることに気付く。



そのつぶらな瞳の奥から聞こえる

『助けて』という叫び声。




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