窓際のブラウニー



あなたに出逢っていなければ、今の私はいません。



今の私達家族があるのはあなたのおかげです。



あの日、最後のキスをしたあなたが、私を突き放してくれたから・・・



私の居場所がどこなのか教えてくれたから…



私はもう一度、生きることができました。





「真千子さん、あの茶色い甘い食べ物、作ってね。」




「ブラウニーですか?お義母さん。」





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