窓際のブラウニー
たどころしゅうじ。


本当に愛嬌のある声をしている。


そして、照れた表情は子供のようにかわいかった。


逆光のせいで、よく顔が見えなかったが・・・

数分前よりも彼の存在が私の中で大きくなっていた。




ドキっとするこの感じ。



すごく久しぶりだった。



忘れていた。



ときめきなんて・・・


もう縁のないものだと思っていた。




私・・・まだ、ときめくことができるんだ。


私は、女・・・なんだ。





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