涙"rui"
「だってあんなカッコいいお父さん見たことないよ~
若いしね♪羨ましいなぁ☆」
あいつは37歳で若いし
顔立ちは整っている
でも中身から腐ってるし
認めたくない。
人生の汚点だ。
「…あんなやつ、最低だよ。」
小さく呟いた。
「ん?なんてぇ~??」
「ま、美久!頑張ってね♪」
美久はちょっと首を傾げながらも
満面の笑みを浮かべて
うん!と首を縦にふった。
その日は夜ご飯もご馳走になった。