一度の保証(短編集)
《そうゆうと思った!でも、安心して、三人で食べるよりもう一人いた方が人数合うし楽しいと思って。
付き合ってよ留衣》


《いいよ。じゃあ、用意できたら電話する。
大体 何時くらい?》


《彼氏とは八時に待ち合わせするから、久美らは、六時くらいからゆっくりお茶でもしーひん?》


《いいよ
楽しみになってきた☆》


あたしは、携帯を閉じベッドから出て、時間を確認した。


丁度、午後二時


あんま時間ないなぁ


そう思い 用意を進める。


今日は、あたしも休みだから髪は おろしておこうと化粧品とブローするドライヤーだけ用意した。


裕馬を起こすのは、五時くらいのぎりぎりにしようと裕馬を見て、冷蔵庫にミネラルウォーターがあるかを確認し、起きた時の裕馬の気分を心配した。


時間になり、ぐっすり寝ている裕馬を起こす。


「裕馬!起きて!勇馬!」

「あ… なんじ?」


「五時!」


「マジ?俺、7時に店いかな…」


「あたしも約束あって、もうすぐ出るねん」


「留衣ちゃん今日も仕事?」


「うーん、みたいなもん!とにかく起きて」


「俺、風呂入りたいよ…」

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