一度の保証(短編集)
あたしは、店を移り、二階の店へ上がることもなくなったが、久美には、メールをするようにしていて、今日は、終わってから、久美は送りを断って、あたしと一緒の送りで帰宅し、家で話しをすることになっていた。


久美が、聞いてほしい話しがあるとゆうから。


あたしは、とうとう何かが起こったんだと思った。


解決できる力もないあたしだけど、話しをきかずになんてできなくて、あたしは、できるだけ久美の為になるようにできたらと思っていた。


あたしは、黒のスウェット上下。久美は、グレーのスウェット上下に着替え、AM4:07に携帯の画面がなっている頃 あたしの部屋に二人でいた。


目の前に開けたばかりの缶ビールを置きながら、それを、一口二口と進めてゆく。


久美は、飲みながら、今日来た客の話しや店の女の子の話しをしてきたりとゲラゲラ二人で笑ったりしながらで久美の様子も暗くはなかった。


本題にはなかなか入らず、二人とも一本缶を開け、二本目の缶を開けた。


「はぁ〜 店で飲むのとは、おいしさも酔いのまわりかたも違うな〜」


久美は、ほっぺたを少し赤らめながら言う。


「そらそうやろ、仕事ってどっかで思ってるんやもん」
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