一度の保証(短編集)
「いらっしゃい。
ロック開けたよ」



そう言い受話器を置き画面を無画にすると、しずかのところへ行き 剛が話す。



「しず、真菜ちゃんが遊びに来たよ。
残ってるサンドは、仲良く二人で食べなさい」



「わぁーい。真菜ちゃんだ〜」



きゃっ きゃっ と喜び迎えに玄関にあたしと剛と来るしずか



扉を開けると前には愛子さんと旦那さんと娘の真菜ちゃんがいた。



「真菜ちゃん!」



「しずかちゃん!」



わぁ〜とはしゃいで部屋の中に入って行く子供達



「久しぶりだね、愛ちゃん」



愛ちゃんは、二人目を妊娠中の大きくなりはじめたおなかを抱え、仲良さそうに夫の貞司さんと入ってきた。



「元気だよ〜!おなかも目立ちはじめたの〜 みて〜」



「ほんとだ〜!まだどっちか分からないの?」



「性別?うん、多分来月には分かると思う」



剛の妹 愛子さんは、貞司さんの想い 願いで生還した。



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