一度の保証(短編集)
日頃 仕事にも勤務にも真面目な俺達は、うまく有給を使う事ができた。



日程も決まり、紗和も嬉しそうにしていた。



次のデートでは、旅行用の物の買い物に出かけるデートをしようと、学生にもどったかのように浮かれている。



無事に えりなと紹介を受けた友人の万里子ちゃんが、旅行へ出かけて10日後、俺達も旅立つ準備をはじめていた。



楽しみが来る日は、遅く思うもので、やっと前日になった夜は、俺も さすがに浮かれていた。





早朝から待ち合わせ、でかめの鞄を二人共 さげながら 新幹線に乗り込んだ。



着いた先は、関西の大都会大阪



紗和は、有名な街を歩いてみたかったと言っていた。



昼間 俺達は、梅田を歩きまわり、夜は 南へとくり出そうと企んでいた。



テレビで見る 夜のミナミは、どんな所だろう?とゆう好奇心



ネオンが休みなく光り輝く街



人が大勢いる街



言葉の発音が違って聞こえてくる街



胸が、わくわく興奮でかきたてられる街



どけから見ようかどこから見ると胸の興奮に答えられるのか分からないが、若い人が集まっている場所を俺達は目指した。



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