一度の保証(短編集)
次の日、今日は、クラスのお友達たちが、お見舞いに来てくれるの。


すごく 久しぶりで、嬉しくて、朝から体の辛いのも吹っ飛んでるみたい。


もうすぐみんなが来るよ。


えりなは、楽しみに時間を待っていると、約束時間びったりに友達たちは来てくれた。


同じクラスの明日香ちゃんとさおりちゃんと香織ちゃんと玲子ちゃん。


みんな 仲良しでよく遊んでた子たち


「えりなちゃん 細くなっちゃったね…大丈夫?」


明日香ちゃんが、心配そうに言ってきた。


「うん!今は大丈夫なの。寝たまましか無理だけど、来てくれて嬉しい!
えりな退屈してたんだ〜」


「うん!いっぱい話しがあるんだよ〜」


さおりちゃんは、明るく笑顔で話しはじめてくれる。


クラスのみんなの話しをたくさん四人から聞いて、早くまた学校に行きたくなった。


ますます頑張らなくちゃ。


「ねぇ、えりなちゃん?えりなちゃん生還させてもらったら良くなるんじゃない?」


明日香ちゃんが、話しを変え言ってきた。


「うん。えりなもそれ言ったんだけど、こんなに若くで保証なくなっちゃうのは…ってなかなかそうしてくれないの」

< 56 / 201 >

この作品をシェア

pagetop