* 禁断の果実 *
「…ごめ…、…びっくり、して…」
触られるのは馴れてるくせにキスはダメなの?って笑われるかもしれない
けどね、
キスした時、過ったのは和の事。
改めて実感させられる和への想い。
好き。
好きだよ、和が。
もう どうしようもないぐらい好きなの。
「ダイジョブだからそんな泣きそうな顔すんなよ(笑)」
ポンと頭にのせられたカケルの手。
優しい動作に
あー、和もこんなだったらな、なんて不意に思った。
だけど
だけど…