旅だて!!二次元へ
「本が開いた時一緒に行ってやってくれ」


リキヤはレンに頼んだ

真剣な顔をする二人


「分ってるさ、それが俺の役目だ

守ってやるよ・・・

“王国の王妃”になるかもしれない

奴だからな。だが・・・もし・・・

俺が好きになったりしたらどうするんだ?

お前に渡さないかもしれないぞ?」


リキヤは俺の言葉に驚いて

こっちを見たが、スゥッと目を細めて


「感謝する・・・

レンが・・・りかに惚れる?

・・・その時はその時だよ。

俺だって負けてられないさ(。-∀-)

本が開けば、彼女に会える・・・

その時は手に入れて見せるさ(^∀^)

彼女は素敵な女性だからな・・・

それに・・・初めてこの俺が

欲しいと思った女だからな・・・」


とレンを見てにやりと笑った。

リキヤを見て“それでこそリキヤだ”と

笑ったのだった。


「フッ(*´∀`)

お前には敵わないよリキヤ・・・

だが・・・(俺は惚れないさ・・

リキヤの惚れた女にはな・・・

惚れても、俺はきっと負けるか譲るか

どっちかするだろうな・・・)」


そう思っていた・・・

その日までは・・・彼女を知っていくうちに

本当になることも知らずに

連は、苦笑するのだった

リキヤは、なんとなくレンが

りかを好きになりかけているのに

気づいていた。

だが、言わなかった。

(レン、お前ならば俺が言わずとも

自分で気づくさ・・・

何せ、俺が唯一認めた友だからな

だから・・・もしりかが他の男を選ぶなら

レンでいい・・・

あいつにならりかを譲ってもいいと思った)

リキヤがそんな事を思ってるとは知らない

連は、リキヤの為にと

りかを守ろうと思ったのだった。
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