旅だて!!二次元へ

「ワォ・・・(嘘でしょ・・・

金持ちが持ってそうな物ばがりあるよ

やっぱり、レンって王子なんだ・・・

信じられない・・・レンが王子とは

こんな奴がなれるなんて・・・)」


さり気なく酷い事を思っていた

思わず漫画の風紀委員長の口癖が出てしまった。


「さり気なくお前酷いな・・・(´д`ι)」


いや、だって普通思うでしょ?

こんなの見せられちゃ・・・

外は普通の一軒家なのに中は豪邸のような造り

卑怯じゃない?


「卑怯って何が?

俺んちだし、どうしようが俺のかってじゃん」


ああそうですね・・・

くそ、なんて我が侭な奴なんだ


「アホかっ

俺だってこんなの嫌だよ

普通の一軒家が良かったさ。けど・・

親父がしたんだから仕方ないだろ?」


ふ~ん、何だレンのお父さんがしたんだ

なら仕方ないね・・

レンがしてたらレンの事疑ってたよ

・・・っておいΣヽ(゚∀゚;)


「また勝手に心読むなしΣ⊂(゚Д゚ )

普通に心で会話するなやΣ」

「今更かよ(=`ェ´=;)ゞ

いつも言うが、仕方ないだろ?

読めちまうんだから」


いやいや・・今聞いたからねそれ?

いつも言ってないからね?('ェ';)

そんなこんなの会話をしつつ

話に入った。


「いよいよ明日だな。

お前の誕生日と、本が開く日は。」

「うん♪楽しみだよ^^

その本に何が書かれてるのか

一体、何が待ち受けているのか・・・ね?」


いよいよ、明日本は開ける

そしてそれと同時に彼女の日常も終わる

その日から非日常へと変わることを

まだ、彼女は知らない

それを知ってるのは、リキヤ達だけだ


「あ、リキヤさん?にお誕生日おめでとう

って言っておいて?」

「ああ、分った言っておく」


そんな会話をしてレンの家を出て行った。

りかは、そのまま家に帰るのであった。
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