旅だて！！二次元へ

「よ^^ｂ

久しぶりだな、りか」


間違いなく、そこにはリキヤがいた。

レンはリキヤを見て呆れていたが


「お前な、召喚呪文のことくらい

言っとけよな。

びびっちまったじゃねぇか」

「何言っているんだレン、

全然そんな様子なかったくせに（笑）」


仲よさそうに話す二人。

思わずぼけ～っとしていたりかは

はっとして、二人に


「何でそんなに和んでるのさ！！」


と突っ込まずに入られなかった。

二人はりかを見てキョトンと言う顔を

しながらクスッと笑い


「あいからわず、変わっていないな

お前はこうも変わらず・・・」

「リキヤそう言うのを馬鹿と言うんだ」


とちゃっかり失礼なことを言うレン

そんなことより、思ったのか


「そういえば、何でここにリキヤが

居たりするわけ？」


と質問した。

やはり気になるのだろう・・・


「お前たちが召喚したからだ。

言っただろう？

‘主の召喚をソナタは望むか？’

ってな？」

「つまり、この本の主はコイツ

リキヤって事だ。

お前にこの本を渡したのは

リキヤだからな」


成程・・・納得はした。

だが、問題がまだある


「この本は何の役目があるの？」

「「！」」


りかがそういった瞬間彼らは

驚きの表情を見せた。


「（コイツ、理解力が早い）」

「（流石りかだな鋭い）」


二人は、頷くとりかを見て口を開いた。


「この本を開いた人間は

世界を旅する使命が与えられる。」

「・・・は？」


思わず呆然とした・・・

世界を旅する？使命？

何だそれは・・・・・・

すると、レンも


「世界って言ってもこの世界じゃない」

「？どういうこと？」

「旅をするのは二次元世界・・・

つまり、こっちで言う漫画の世界だ」

「・・・はぁぁぁぁぁぁぁ！？」


漫画の世界に旅だってぇぇぇぇ！？