キミは僕。
「今彼女って言ったか?」
「はぃ…。」
それを聞いて大笑いする心愛。
「これ母親。心愛って名前で呼んでるだけだから。」
猫はびっくりしてフリーズ中。
心愛はうれしかったららしく理人を呼んできた。
「こんにちは、柚季ちゃん。僕は一応陸人の父親の理人-リヒト-です。」
「私は母親の心愛-ココア-です♡ってうれしいなー♡陸人が女の子連れてきたのなんか初めてだから♡」
猫は親父の登場でさらにフリーズ。
「俺理人が18で心愛が17で生まれたから親が若いんだ。」
猫は『うっうん。』ってうなずいてはいるもののまだわかってなさそう。
まぁよくあることだ。
「で柚季ちゃんは陸人と付き合ってるの?」
「いっいえ。連れて行かれそうになっていた所を助けてもらってそのあと連れてこられました…。」
心愛は『も~傷ついた子になんてことをしようとしてるんだか』って怒ってる。
だから俺は助けただけだって…。