キミは僕。
心愛はもう半泣き状態で理人に抱き着いてる。
この猫…いや…柚季の人生まだ14年しか生きてないのにすごい。
そのあと俺と同じ学年ということが判明してさらにすごいと思った。
心愛が家にずっといていいって言ったら柚季は泣いてた。
こんな人たちに会ったことないって。
そして柚季はゲストルームに入っていった。
柚季が寝た後理人に呼び出された。
「なんだよ。」
「明日休みだろ。柚ちゃんと会社に来い。」
「なんでだよ??」
「心愛が話したら服はあのトランクケース1つ分に四季の分全部入ってるらしい。」
「でも生活必需品も入ってるんじゃないのか?」
「ああだから服をあげるって言ってた。」
それはそうか。
今日着てた服も引っ張られて破れかけてた…。
「わかった。」