dye

薄まっていっていたはずの闇が大きくなっていくのがわかる。


『…わかりました…』



私は静かに返事をした。






その後は嘘みたいに時間がたつのが早くて

(最後に琉生さんと話したい…)





そう思いあてがわれた部屋を飛び出した。


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