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『3番と8番メニューよろしくね!』
「りょーかい!」
奏都くんはここの跡継ぎでおじさんに似てすごく料理がうまい。だからお客も毎日多い。
朝方は注文が少なくて料理ができるのを待っていた。
カラーン
すると扉の開く音。
『いらっしゃいませー』
そこには綺麗な金髪の女の人がいた。
「コーヒー頼める?」
『あっはい』
つい見とれてしまった。
(よその人かな?ここらへんじゃ見なさそう…)
コーヒーを作りながら考えていると奏都くんが話しかけてきた。