dye



『3番と8番メニューよろしくね!』
「りょーかい!」

奏都くんはここの跡継ぎでおじさんに似てすごく料理がうまい。だからお客も毎日多い。


朝方は注文が少なくて料理ができるのを待っていた。


カラーン


すると扉の開く音。


『いらっしゃいませー』


そこには綺麗な金髪の女の人がいた。

「コーヒー頼める?」
『あっはい』

つい見とれてしまった。


(よその人かな?ここらへんじゃ見なさそう…)


コーヒーを作りながら考えていると奏都くんが話しかけてきた。


< 31 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop