また一緒に、1本取ろう。
「まぁ…唯ちゃんにも、いろいろ考えがあるんじゃねーの?」
風が心地よく吹き、寝てしまいそうになる。
俺はもっと、唯から離れたほうがいいのか?
幼なじみにしては近すぎるのかもしれない。
「唯にとって俺は、ただの幼なじみ…だよな」
「まぁ、そうだろうな~っ」
「幼なじみ以上、恋人未満…ってやつか」
「いい加減告れよ?片思い何年だよ」
「それはお前も同じだろ?高橋に告れよ」
「無理だろ…あゆだぜ?」
「高橋、美人だけど素直じゃねーもんな」
「唯ちゃん、可愛いけどバカだもんな」