また一緒に、1本取ろう。
「もう…唯しか…電話できなくてっ…」
「私に電話してくれて…ありがとね、凌」
「っ…俺っ」
「凌、1人でよく頑張ったね。もう、大丈夫。私が一緒にいるからね」
凌は1人で、いっぱい頑張ったよ。
少しでも凌の支えになりたい。
「凌、泣いていいよ?我慢しちゃダメ」
「唯っ…」
すごく、怖かったよね。
おばさんが死んじゃうかもって、思ったよね。
でも、あのおばさんが…なんで?
いつも明るくて、綺麗なおばさん。
一体、何があったの?