また一緒に、1本取ろう。






目を丸くして、やっと起きてくれた。




「起きたのかよ、残念。じゃ、下行って…」




俺の制服の裾を掴む唯。


それは反則だろ、まじで。




「キス…しよ?」


「いつもより素直じゃん」




俺は唯をベッドに押し倒し、


甘く、深いキスをした。


続きをしたいけど、時間が迫っている。




「続きはまた今度な」




俺たちはまだ、その続きをしていない。


高1のとき、おじさんに阻止されたからな…


おばさんも家にいるし。




その前に、お世話になっている身分で


唯にそんなことしていいのか?




唯は、どう思っているのだろう。









< 273 / 345 >

この作品をシェア

pagetop