また一緒に、1本取ろう。
目を丸くして、やっと起きてくれた。
「起きたのかよ、残念。じゃ、下行って…」
俺の制服の裾を掴む唯。
それは反則だろ、まじで。
「キス…しよ?」
「いつもより素直じゃん」
俺は唯をベッドに押し倒し、
甘く、深いキスをした。
続きをしたいけど、時間が迫っている。
「続きはまた今度な」
俺たちはまだ、その続きをしていない。
高1のとき、おじさんに阻止されたからな…
おばさんも家にいるし。
その前に、お世話になっている身分で
唯にそんなことしていいのか?
唯は、どう思っているのだろう。