また一緒に、1本取ろう。






「お粥、作ったけど食うか?」


「食べたいっ…!」




俺の作ったお粥を、笑顔で食べる唯。


朝より熱上がってたのに…


やっぱり風邪引いても、唯は変わらない。




「唯、そんなに食って大丈夫かよ?」


「だって、おいしいんだもん」


「無理すんなよ?」




結局、唯はお粥を全部食べた。


夜には熱もだいぶ下がって、とりあえず安心。


唯の回復力、恐るべし。









< 294 / 345 >

この作品をシェア

pagetop