また一緒に、1本取ろう。
翌日、健太と高橋が来た。
「唯~?大丈夫?」
「お見舞い来たぜ~って…あれ?」
「あゆ、健ちゃん!」
「唯、元気そうだね」
「もう熱も下がったからな」
唯の回復の早さには、俺も驚いた。
今はもう、すっかり元気で
昨日のことが嘘のようだ。
「えぇ~っ!弱ってる唯ちゃん見たかった!」
「バカじゃないの?」
健太の頭を叩く高橋。
「冗談だってぇ~」
「2人とも、来てくれてありがとう!」
「あっ唯、ゼリー買ってきたよ!」
「えっ!?食べたいっ!」
「飲み物、持ってくる」
「凌、ありがとう」