また一緒に、1本取ろう。






「しっかし、高校生活も早いわね~」


「ほんとだよ~…あゆと離れたくない~っ」


「唯、まだ3年になったばっかりだろ?」


「唯ちゃん、気が早いって!」




時が過ぎるのは、本当にあっという間で。


気がつけば、私たちも高校3年生。




「健太、ちゃんと卒業できるといいな」


「はっ!?ここまで来て留年とか無理っ」




成績がギリギリだった健ちゃんも、


なんとか進級できて。


今年も無事に、みんなで同じクラスになれた。




「まさか、健太が留年しないで高3になれるとは思わなかったな~っ」


「あゆ、俺のことバカにしてる?」


「良かったね!健ちゃんっ」


「喜んでいいのか分かんねーよっ」




みんなでず~っと、


こんなゆる~い毎日を過ごしていたいな~。








< 328 / 345 >

この作品をシェア

pagetop