また一緒に、1本取ろう。
「あっ!凌、遅いよ!」
「唯、待ってたのか?」
「当たり前でしょ!」
まぁ、唯のことだから
帰りにアイス食べたいだけだろ。
「あゆ!凌だよ!」
唯の隣にさらさらの髪で
すごく大人っぽい子が座っていた。
「唯、この子は?」
「高橋あゆ…です」
「あゆもアイス好きなんだよ~っ…そうだっ!アイスの約束!!」
「分かったよ…ちょっと待ってろ」
「じゃ、私帰るね」
「あっ!あゆ、また明日ね!」
唯に友達ができたらしい。
それに対して俺は…
この先、この高校でやっていけるのだろうか。