また一緒に、1本取ろう。






「っ…高橋か」


「何驚いてんのよ…って、唯は?」


「あそこで捕まってる」




少し先のところで、


木下の弾丸トークが始まっていて。


唯は、かなり苦笑い。




「一緒にいるの、誰?」


「木下花菜、超しつこい女…」


「あっ!入学式のあと、道木に告ってた子?」


「そうだけど…」


「あの子が木下花菜ね…」




高橋が、何かを思い出したように


木下を見ていた。







< 54 / 345 >

この作品をシェア

pagetop